暇すけは漆黒企業で奮闘中

雑記ブログなので、何から何まで記事にします。基本雑学ですが、英語関係、筋トレ関係が多くなるかもしれません。

人生を変えてくれる論語。孔子の名言とその解釈

こんばんわ、暇すけです。

 

孔子とは、中国の思想家です。

孔子とその弟子が、論語という文集を作っています。

いわゆる、名言のようなものです。

 

大昔の思想家が作ったものに関わらず、現代に生きている私たちも大いに参考にすべきようなものがたくさんあります。

 

中にはその人の人生を大きく変えてくれるようなものもあります。

時代は違えど、人の本質は変わらないのだと、実感させられます。

 

そんな論語を引用し、オススメを紹介します。

 

Googleで調べるだけではだめなんだって

 

学んで思わざれば即ちくらし。思うて学ばざれば即ちあやうし

 

意味

何かを知っただけで、考えなかったら、物事ははっきりしない。

考えても、学ばなかったら、独断に陥って危険である。

 

解釈

前半だけなら誰でも思いつくでしょう。

 

それに、後半の文章がついていることが天才の所以ではないでしょうか。

 

 

いつでもどこでもGoogleで何かを調べられる時代、そんな現代に向けていっているようなこの言葉。

知識を知っただけでは、なんの意味もないと言っています。

 

知識を知って考えても、それについて深く学ぼうとしなかったら、結局は自分の独断になってしまいます。

知ったことについて深く考え、更にそれに関連することを学び、初めて使える知識になるということですね。

 

人の成功、能力を妬んではいませんか?

 

人の己れを知らざるを患えず(うれえず)、人を知らざるを患う。

 

意味

人が自分を認めないことは心配いらない。自分が他人を認めないことを心配しなさい

 

解釈

経験したことがある人も多いのではないでしょうか。人の成功を素直に喜べないこと。素直に認められないこと。

 

それはよくないというのが、孔子の教えです。

前にこのブログで、タイガーウッズについて紹介したことがあります。

 

スポーツ選手の名言から学ぶ、成功するための考え方 - 暇すけは漆黒企業で奮闘中

 

タイガーウッズも、他人の成功を望んでいます。

要するに、そういうことなのだと思います。

この論語の解釈は上のブログを見てもらうのが早いと思います。

 

 

本から学ぶことが1番だと思っている人へ

 

弟子(ていし)入りては則ち(すなわち)孝、出でては則ち悌、謹みて信あり、汎く(ひろく)衆を愛して仁に親しみ、行いて余力あれば、則ち以って文を学ぶ。

 

意味

若者達。家庭にいるのであれば親に尽くす。家庭から出れば地域の年長者に従い、誠実になる。誰でも愛し、人徳のある人格者とは仲良くする。これを行ったのち、余裕があれば、書物から学ぶと良い

 

解釈

僕も、本から物事を学ぶことが大切だと思っていました。でも、孔子はそうは言っていないのです。

 

孔子は、まず親、年上、そして人格者から物事を学ぶように教えています。

本ではなく、まず人からです。

 

 

良い人と付き合いその人格に触れたり、人生の先輩から物事を学ぶことが何より大切なのでしょう。

地域との付き合いが少なくなった今こそ、改めてこの言葉について考える必要があるのではないでしょうか。

 

あの有名な四文字熟語の由来はこれ

 

子曰く、故きを温めて新しきを知る。以て師為る可し。

 

意味

古い書物を読み、そこから現代に応用できるものを知る。そのような努力ができる人こそ、師匠となれる。

 

解釈

「温故知新」の由来である論語です。

有名な四文字熟語ですが、実はこの論語から来ています。

 

昔から知られる知識や技術を知ることはたやすいでしょう。しかしそれだけでは意味がありません。

 

その伝えられている知識を現代に生かす、または現代に通用するように生かすことこそ、本当に必要なことだそうです。

それができる人こそが、誰かの師匠となれるということですね。

 

これを書きながら、心が洗われていく気がします

 

老者はこれを安し、朋友はこれを信じ、少者はこれを懐けん

 

意味

老人には安心される、友達には信じられる、若者には懐かれる人になりなさい。

 

解釈

解釈を書くまでもなく、素晴らしい言葉です。僕はこの言葉が大好きです。

まさに、このような人が人格者なのでしょう。

 

簡単に3つで表すと

素直で、嘘をつかず、面倒見が良い人

なのかな?と思いました。

 

わかりませんが。いきなり人格者と言われても無理なので、まずこの3つを意識したいと思っています。

 

 

本当の間違いってこういうこと

 

過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。

 

意味

過ちを間違いと認めず、直さないことが過ちである。

 

解釈

誰でも間違いはあります。その間違いを、間違いだと認めないことが、何よりも間違いだということです。

 

素直に間違いは認めて、2回目をなくせばよいのです。

 

エジソンの言葉で、

失敗だとわかったことが成功だ

という言葉があります。

 

同じようなニュアンスかなと思っています。

過ちを犯したことに気が付き、2度とその過ちを犯さないようにすれば、その過ちは自分の人生でプラスになるのではないでしょうか。

 

自分を変えるためには〇〇を変えなければならない

 

人の本性はみなほとんど同じである。違いが生じるのはそれぞれの習慣によってである

 

意味

 

人の本性はみんな変わりません。変わるとすれば、それは習慣が原因です。

 

解釈

 

習慣についてはまた記事を出したいと思っていたのですが、孔子も明言していたのですね。

 

習慣こそが人を変える大きな原因です。

 

人の悪口を言う人間は、心がすさむ。

人を助ける人間は、人に助けられる。

素直な人間は、成長する。

 

一度皆さんも習慣を見直してみてはどうでしょうか。

 

自分に厳しい人と甘い人

 

高貴な人間は自分自身に、平俗な人間は他人に要求を課する

 

意味

優れた人間は自分に厳しく、凡人は他人に厳しい

 

解釈

なにかがあると、なんでも人のせいにする人、いますよね。

それでは凡人です。

 

本当に優れた人は、何よりも自分に厳しいのです。

 

常に自分に原因を求め、自分を律し、自分を成長させ続ける。

これができる人こそ、成功できる人間です。

 

まとめ

 

はるか大昔の生まれた孔子の言葉でも、現代に十分通用する内容です。

むしろ、現代人にこそ、響く言葉が多いのではないでしょうか。

 

この記事を書きながら改めて僕も、普段の意識をもう一度考えようと思いました。

 

ありふれた自己啓発本を読んでも、これと同じようなことしか書いていません。

それならいっそ孔子の論語を呼んだ方が、すべてを網羅でき、ためになるかもしれませんね。

 

初めて読む方にもわかりやすい、解説付きのオススメの論語の本です。

 

 

ありがとうございました!

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